仕事探しには、求人サイトを利用したりハローワークにお世話になる人が多いだろう。しかし人材紹介会社による有料職業紹介サービスを利用するという方法もある。
このサービスは厚生労働大臣の認可を得た民間企業が展開しており、その人材の入社が決まった時に企業側から成果報酬をもらう仕組みになっているケースが多い。そのため、求職者側はサービスを無料で受けられるのが特徴だ。
そんな人材紹介会社を使って仕事探す場合、他のサービスを利用する時と同様に十分な自己分析は事前に実施しておく必要がある。自己分析が就活において必要になる理由はいくつかあるが、まずは自分の性格や強みを把握するためだ。企業や職種を選ぶ場合は、性格や強みをよく理解しておかなければ自分に合った所に中々巡り会えない。むやみやたらと応募するのではなく、その企業や仕事が自分に向いているかを冷静に判断できるようになれば、より質の高い就活ができるのだ。
また、自分の考え方や価値観を知ることにも自己分析は有効である。働いていく中で、昇進や異動・転職願望などキャリアについて大きな選択を迫られる場面が必ず出てくる。こうした時に自己分析で自分の考えや価値観を整理できていれば、キャリア形成の指標として大いに役立てられる。仕事をはじめ、日々生活を送るうちに自分の考えがアップデートされることもあるため、自己分析は定期的に行なって万全の体制で就活を進められるようにしておこう。